、おかえりー!」
「あぁ、ラビ」
ふと目の前にいる彼女の顔を見てみると・・

「また怪我したんか!!!」
「戦いに怪我はつきものでしょ」

顔に傷があった






君 を 想 う 時 間





「可愛い顔がもったいないさ」
とりあえず、彼女の頬にできた傷に触れる
・・よし、傷はそんなに深くない
「とりあえず、手当てしねぇと」
「そんなに傷は深くないんだから、放っておいても平気よ」
「平気じゃないさ」
彼女の手を掴んで無理矢理歩き出した



「だからって、別にラビが手当てしなくても」
「俺の勝手さ」
他の奴が彼女に触れるのが嫌で俺が手当てしたいだけ
ただそれだけ

「今回はあんまり怪我してないんか?」
「うん。そんなにキツイ任務じゃなかったし」
「よし、手当てできた」
「ありがと」
彼女はにっこりと笑って俺に礼を言った
そういう一瞬のことにいちいち胸の鼓動が早くなる

「ラビは最近・・任務ないの?」
「ん?あぁ、ちょっと調べたいことがあって、コムイに頼んであるんさ」
「へぇ、大変なのね。」
「まぁな、でもも大変だろ」
「んー・・まあ一応。最近、任務ばっかりだし・・たぶん明日も任務だと思う」
「え?!まじ?!」
折角、彼女と一緒に過ごそうと思ったのに

「無理すんなよ?」
「しないわよ。けど・・しなきゃいけないときはするから」
「じゃぁ、怪我すんなよ?」

「・・・ラビってば心配性ね」
彼女は少し苦笑しながら言った
「心配しなくても平気だって。今までずっと無事だったんだから」
「けど、明日のことなんて誰もわかんないさ」
「それもそうだけど・・とにかくラビは心配しすぎなのよ」
目の前に居る彼女は俺の頬に手を添えた

「ラビこそ、調べものしてるのはいいけど、無理しないでよ?」
「・・も十分心配性だって」
「そうかな、ラビほどじゃないわよ」
「痛っ!」
彼女は俺の頬をつねった
「でも・・ラビに心配されるのは嫌じゃないけどね」
「俺もに心配されるのは嬉しいさ」

今度は俺が彼女の頬に手を添えて
軽くキスをした


「無事に帰って来いよ?」
「わかってるって、そこまで心配しなくていいってば」
彼女はすこしムスッとした顔で言った
嫌じゃないって言ったけれど

「ま、ラビの為にも無事に帰ってきます」
「それは、どーも」

「でも、本当に心配しなくていいんだけど・・」
「心配することぐらいしかできないんさ、俺には」


だから


心配してもいいさ?


少しでも多く君の事を考えていたいんだ


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