リボーン  こいものがたり










1 い つ も い っ し ょ(獄寺)

「あ やべ」

「どした」

「ライター持ってねえ?」

「(スモーキンボムが火持ってなくてどうするよ)

 あるわけないっしょあたし煙草吸わないし」

「マッチは。」

「んなもん中学生が持ち歩いてたら怪しすぎる」

「っち  しゃーねーな理科室からパクるか マッチ」

「いってらっしゃい」

「おめーも来んだよ」

「しょうがないなあ隼人は怖がりなんだから

 うんうん骸骨の模型気味悪いもんねー」

「果てろ」

「ごめんなさい」


でもやっぱり模型の前でちょっとビビってる君を見て、
かわいいなとおもった







2 そんなの単なる照れかくし(雲雀)

「雲雀さん これ・・・」

「何」

「ミサンガつくったんだ つけてくれる?」

「   ピンクは嫌いなんだよね」

「別に雲雀さんにあげるとは言ってない」

「・・・なんて言ったの」

「自分でつけらんないんだ 右手首  つけてくんない?」

「・・・・・・・・・」

「わっ  うそうそ!こっちの青のが雲雀さんの分!
わ!ごめ、冗談だからトンファーしまって!」


雲雀さんってば私の作ったミサンガ欲しいんだね
冗談っぽく言ったら「そうだよ」って言うから、私の方が赤くなってしまった








3 ら し く な い(雲雀)

「ねえ」

「ん?どうしたの雲雀さん」

「ミサンガ切れちゃったんだけど」

「昨日あげたばっかじゃん!」

「・・ごめん」

「え(素直に謝る雲雀さんめずらしい)(かわいい!)」

「新しいの作ってくれる?」

「もちろん!!(かわいい 雲雀さんかわいい)」

「って言ってもまあ・・どーせ学ラン来てるから
ミサンガつけてても見えないんだけどね」

「!!」


2人はは見えないところで繋がってるって感じでいいじゃん!

そういったら雲雀さんは 馬鹿 と言って少しわらった







4 で も わ た し も う れ し か っ た(山本)

「あれ?山本も補習組?」

「おう 夏休みにも学校来なきゃなんねえなんて最悪だよなー」

「おかげで全然遊べないよー」

「あちーー泳ぎてえーー帰りてえーー」

「アイスたべたいーー補習やだーー」

「でも今日はお前に会えたからラッキー」

「うんーーーー・・・・・・・・・ ん??」


そのあと君はニッと笑って
このあと暇?って言って私を夏に連れ出すんだ

たまには補習も いいかもしんない








5 あ な た と わ た し(ランボ)

「ねえランボさん」

「はい」

「あと30秒ですね」

「そうですね」

「あなたとずーっと一緒に居れるようになるには
あと10年も待たなきゃいけないんですね」

「そう なりますね」

「・・・でもその頃には私 おばさんだ」

「じゃあそのときは
今度はあなたが十年バズーカで十年若くなればいいんですよ」

「でもそれじゃあまた3分しか一緒にいられない」

「時間なんて関係ないですよ」

「ほんと?」

「年齢だって関係ないです」

「   うん」


--------だいじょうぶですよ

そう囁いたとたんに彼は居なくなり 代わりに赤ん坊の泣き声がした


私の好きなひとは 子どもで でも やっぱり大人です






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前サイト(Special)で使っていたリボーン拍手御礼
(2005・6・?〜2005・10・21)





 
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